こんばんは、店主の息子です。
前回からずいぶんと間が空いてしまいました。申し訳ありません。その間、いろいろとありましたので、時系列で簡略にご報告します。7月末には、福岡県久留米市にある久留米大学で学会報告、8月初めは前期授業の期末テスト・採点・成績評価、そして8月お盆をはさんで11連休をいただきました。こんなにまとめて休んだことは今までありませんでした。そして、この休みの直前に大変うれしいことがありました。標題にあります「公益法人」の専門誌からの執筆依頼がまとめて3本入ってきたのです。その内容は、論壇(社会への問題提起)と公益法人運営の専門的視点による解説をお願いしたいというものでした。これまでの研究の積み重ねが目に留まったようで、「公益法人」「外郭団体」という非常にニッチな領域を探求してきたこと、研究者のはしくれとして、認められました。苦節10年、挫折しそうなときもありましたが、続けてきて良かった。この喜びを原動力にこれら3本の依頼を2週間ぐらいで仕上げました。しかし、まだまだ続きます。10月開催の学会の論文〆切が8月末、さらに、研究者にとっての一大行事、「科研費申請」も9月初旬〆切と重なり、休みと言いながら、ずっとパソコンとにらみあっこの日々を過ごしました。もちろん計画どおり進むことはなく9月を迎え、準備不十分のまま、明日から後期授業開始。笑えます。しかしながら、私の研究者としての旬もわずかの間でしょうから、今ががんばり時という気持ちでやり切りました。後悔はなし。ここから挽回、また、一日一日がんばるのみです。10月の連休には、学会全国大会(熊本県)で3年連続の発表。年々傍聴者が増えていますので、緊張しますが、楽しみも大きいです。そんなこんなで激動の2ケ月でしたが、充実していました。生きてるぜぇ。
4月に転職して、現職(大学教員)に就き、すべて自分の責任でやっている一方で、評価もダイレクトに返ってきますので、やりがいは大きいです。年齢も年齢ですから、とにかくあと5年、論文執筆をしっかりと誠実にやっていきたいと思います。このたびの論壇、興味のある方、下のリンクから是非お読みください。
今日は、ここまで。
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